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2013.11.25

少数による多数支配

参院選は自民党の圧勝で幕を閉じた。しかし選挙結果のデータを読めば、自民党が多数派から支持されていない事がよく判る。

65議席を得た自民党の得票率は比例区で34%しかなく、この数字は有効投票数に対しての比率なので、有権者全体での自民党支持率は約17%。つまり全有権者中83%の人達は自民党を拒否している。

私は選挙翌日、「結局みんなは庶民増税望んで、電力使い放題にする為に原発動かして核のゴミ子孫に押し付けて、憲法変えて自分の子供とか孫を戦場に送りたいって事かよ!」とふてくされていたが、庶民増税推進派、原発推進派、憲法改正派の圧勝は選挙制度のトリックでしかなく、83%の日本人は原発再稼働と消費税増税には反対で、輸出大企業よりも小規模農家を守るべきと考え、外交は軍事力ではなく冷静な外交交渉で解決するべき。と考えているのだ。

多数決原理の民主主義なのに、この国では特定の利益集団と強固に結びつく政治屋が国の行く末を左右する。2割の支持しか得ていない党に6割の議席を与え、民意を反映せず全体を多数派の意に反する方向へ向かわせる。この国の選挙制度は恐らく、人類の歴史上最も民意を反映しない選挙制度であろう。

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