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2013.11.11

エコノミック・ビースト

事故が起きた時、事故を起こした当事者を断罪して一件落着とするのではなく、その事故が起こった原因と背景、状況要因を洗い出し再発予防策を立てるのは安全対策の常識だが、福島原発事故での政府の姿勢はそれとは正反対にあるようだ。

放射能流出は収束の兆しが見えず、事故原因もあいまいなままで、高過ぎる放射能のせいで原子炉には近付く事さえ出来ず、今言われている事故の背景や状況要因など、推測どころか憶測でしかない。

規制委の安全基準など原発を再稼働させる事を前提に作られた抜け穴だらけの基準で、そこには「人命よりもカネ」な姿勢がありあり。さらに経済最優先を掲げる政府は、原発製造企業の面々を引き連れて海外に原発売り込みに出掛け、地震国トルコに原発を売り付けて来た。

かつてこの国は、

「金こそ全て。エコノミック・アニマルだ。」

と世界中から揶揄されたが、この政府と原発利益共同体の動きを見る限り、私達の国は「アニマル(動物)」ではなく「ビースト(野獣)」、エコノミック・ビーストだ。

今、最も必要なのは原発利益共同体の利益最大化の為だけに世界中で原発セールスを展開する事ではなく、世界最先端の技術力を原発ではなく再生可能エネルギー技術に振り向け、子供達の未来の為に、安全で持続可能な社会を確立させる事ではないだろうか?

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