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2013.11.26

りゃく語について

略語(りゃく語)は確かに便利だ。

長く、複雑で難解な言葉をかいつまんで判りやすい言葉に言い換える。私も字数制限のある筆記試験などで多用した。

「略語はわかり辛いし、言語の本来持つ意味を失わせ、言葉が乱れる事で…」

などと略語を批判する大人もいるが、自分達に理解出来ない事を下等なもの、劣悪なものとみなして批判・攻撃するのは、分別・知性ある大人の振る舞いとしては正しくないと思う。

ただ、略語は使い方次第では危険なもの・邪悪なものとなる諸刃の剣である事を、使う者は自覚する必要がある。使いやすく、言いやすく省略する事で、その言葉が本来持つ危険性や醜さを隠してしまったりごまかしてしまったりするからだ。

そして私達ケアマネジャーは、略語や専門用語は極力使わない。誰でもわかる言葉で、わかる言い回しで、自分達の思いを、危険性と安全性を、高齢者の生活を快適にし、健康度と生活の質を上げる方法を伝えようとする。

言葉は大事に使わないといけない。そうすれば、ただ沈黙しているより、多くの事をより正確に伝えられるのだから。言葉では伝わらないものが、たしかにあるけれど、それは言葉を使いつくした人だけが言えることなのだから。

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