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2013年12月

2013.12.31

年越し蕎麦は食べない

我が家では基本的に、年越し蕎麦は食べない。うどん好きだけど香川県人ではないので『年越しうどん』も食べない。(土佐っ子なので『年越しカツオの塩タタキ』ならアリかも?とも思うが、12月の鰹は冷凍ものしかないのであまり美味しくない)

年越し蕎麦食べるか食べないかで、31日に夫婦での議論があったので、その内容をちょっとここに載せてみようと思う。題して、
「なぜ年越し蕎麦を食べないのか」
年越し蕎麦と暦、ゲン担ぎ、それらの論理的整合性についての考察。

ななか:「ねえねえmizzie、今日の晩ご飯どうする?」

mizzie:「どうする?って、いつも通りでえいやん。」

な:「いつもどおりって・・・今日は大晦日で?」

m:「オオミソカ?何それ?美味しいの?」

な:「フツーは31日の夜は年越しソバ食べるやん。一年の最後に縁起を担いで、延命と長寿を願って細くて長いソバを食べる。」

m:「縁起担いで長生き出来るんやったら、病院も医者も薬も医療機器もいらんやん。自民党と財務省と厚生労働省に教えてあげなきゃ。国民負担増と給付抑制なんかやらなくても医療費削減出来るで。あいつらパトロンの大企業に予算回す為に、社会保障予算削減したくてたまんないんだから。」

な:「またそんな政治的に小難しい話にせんでも・・・、世間一般は大晦日には、縁起担いでソバ食べるがで?」

m:「12月31日ソバを食べる事と長寿命に相関関係があるがやったら食べる事も考慮するけんど、所詮迷信やん。大晦日に蕎麦食う事と長寿命の関連を示す統計データも、医学的根拠も一切無いやん。一般化出来ない現象は存在しないものとして扱う、クリティカルシンカ―な元レーシングメカニックのオイラなのに、一年で最もソバ買うのにシンドイ思いせなアカン日に、敢えてソバ食べるなんて愚行を犯す必要なんかないでしょ?」

な:「アタシも特に、何が何でも12月31日には年越し蕎麦食べなきゃダメ!なんて考えはないんだけど・・・。」

m:「そやろ?だいたい、12月31日と1月1日の間にある差ってのは個人の主観に基いた心理的な差しかないんだから、暦が変わるからってそれだけの理由で何か特別な事をするのに意味なんかないよ。」

な:「アタシは、その一日の差って大きい。とは思うんだけど。」

m:「12月30日が12月31日になるのと、12月31日が1月1日になる事の差異って何?地球が一回転して、公転軌道上を365分の1移動する。1AU(1AUは約1億5千万km)が公転軌道円の半径だから、公転距離は2AU×π=約9億4247万7600km。それを地球の公転周期で割れば、地球の1日辺りの公転移動距離258万320kmが出る。これが12月31日から1月1日に変わる時には移動距離が10倍になるとか、公転上で地球が停止するとか逆行するとかなら何か特別な事をするのも理解できるけど、そんな事なんにも無いでしょ?それにそもそも、時を数えるのは人間だけやん。」

な:「そうか!mizzieは猫だったもんね!!」

m:「納得するのソコかよ!!ってか、オイラは「常識は疑ってかかれ」、「多数派が正しいとは限らない」ってのを信条にしてるやろ?みんながやる事ならオイラはやらないの。オイラの行動規範は全てmizzie哲学に則ってるの。」

な:「さすが屁理屈言う猫。」

m:「哲学する猫言うてくれ。」

 

なんてバカバカしいやりとりを夫婦で延々と続けながら、だけど結局年越し蕎麦は食べないmizzie家なのでした。

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(一日早くやってきた)英文サンタからの手紙

過去記事『サンタからの手紙』で書いた、英文で書かれたサンタクロースからの英文手紙。

今年は我が息子の所にも、クリスマスには一日早い23日に、カッコいいクリスマスギフトと共に届いてました。

丁寧な手書きで書かれた文章はこんな感じ。↓

Merry Christmas dear Guevara(仮名) !!

How have you been? I heard that there is a stationary huge cold air mass in the region you live. If you're not a big fun of winter sport like skiing or snowboarding, you might already wait for the next spring. On the other hand, as usual, I have to send tens of millions of Christmas gift to good boys and girls on the world. I know, December 24 is the day of Christmas eve, but I'll very very very busy the night. And I don't want to miss to give the Christmas gift to you. Therefore, I came here to give the present to you a day earlier. I hope that you will be pleased and enjoyed the gift.

Sincerely yours

Santa Claus

ウチの息子はお父さんが(かつてサンフランシスコで暮らしていたので)英語が読める事を何となく判っているので、

「おとうさん読んでーっ!」

って言って手紙を持って来た。
で、mizzieが要約してあげたのがこんな感じ。↓

メリークリスマス、親愛なるゲバラ(仮名)!!

元気してるかな?私は巨大な寒気団があなたの住む地域に停滞してるって聞いたけど、もしキミがスキーとかスノボみたいなウィンタースポーツの大ファンじゃないのなら、キミはもう次の春が来るのを心待ちにしているのかもしれないね。
話は変わるけど、いつものように、私は世界中にいる数千万の良い男の子達と良い女の子達にクリスマスプレゼントを贈らなきゃなんないんだ。クリスマスイヴが12月24日だってのはもちろん知ってるよ。だけどその夜の私はとてもとても、とっても忙しい。そして私はキミにクリスマスプレゼントを贈るのをミスしたくないんだ。だから、キミの所には一日早く来たんだよ。
私はキミがこの(クリスマス)ギフトを喜んで、楽しんでくれる事を願っています。

敬具
サンタクロースより

別に、日本では22日、23日が連休だから、とか、24日にはケアマネやってるお父さんがサービス担当者会議を二つ掛け持ち、and利用者都合による突然のサービス内容変更で提供票差し替え分を急遽作成して担当全事業所に交付しないといけなくなってて、24日は早朝からめっちゃ忙しくなる予定だった。とか、そんな事はゼンゼン関係無くって(笑)、24日が忙しいサンタさんはウチの息子には特別に、23日にやってきたんだよ。ってのを説明してる手紙なのでした。

サンタ協会も中々に大変ねぇ・・・。なんて思ったmizzieなのでした。

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2013.12.05

銭湯は社会資源です

昨年来の円安とそれに伴う原油高騰で、経営を圧迫された高知市内にあるとある銭湯が休止に追い込まれ、その銭湯を利用していた風呂なしアパートで暮らしている多くの高齢者達が入浴手段を失い、当人と、彼・彼女達と関わるケアマネジャー達は対策に頭を抱えている。

「清潔保持の為に入浴の場を提供」

となると、通所介護での入浴が最も安易な解決方法だが、それまで自力で入浴可能だった人に通所介護で入浴させる。と言う事はつまり、銭湯まで自力で通っていた、つまり下肢筋力強化訓練が自然に出来ていた、また銭湯での店員や他の客とのやり取り等で言語聴覚訓練が自動的に出来ていた人からその機会を奪う事となり、自立支援と言う観点から考えても好ましくない。

少ない収入で細々と暮らす高齢者達にとって、あちこちに出来たスーパー銭湯を日常的に利用するのは困難だし、近所にある銭湯だからかろうじて通えたのに、資金繰り悪化に歯を食いしばって耐えている、かろうじて経営を継続する何キロも離れた銭湯にはとてもじゃないが通えない。

銭湯は単に入浴機会を提供するだけではなく、地域の人達が集い語りあう、地域コミュニティにとっての社会資源でもあったのだが、要介護高齢者の介護度悪化防止に貢献していた銭湯の維持に、行政としての運営補助などは出来なかったのだろうか?

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2013.12.04

国会中継の楽しみ方

政治に関心のある私でも、国会中継を観る事はあまりないのだが、最近は国会を楽しみにしている。

先の参院選に自民比例で当選した、若者を低賃金でこき使い精神を病ませて使い捨てる、ブラック企業大賞受賞企業の創業者である渡辺美樹議員と、そうして使い捨てられてきた若者達の代弁者として、ブラック企業の不正と非道を告発し同世代の仲間達と共に闘ってきた、東京選挙区から当選した共産党の吉良佳子議員(高知市出身)との論戦が見られるかもしれないのだ。

二人の主張を比較すると、優遇税制と法人税減税による投資誘導で、強い者をより強く。弱者には強者のおこぼれを。と言うのがアベノミクスを推し進め、ブラック企業創業者を候補に担ぎ出した自民党の考え方で、若者を低賃金労力としてこき使い冷酷に使い捨てる事に異議を唱え、中小企業や労働者を保護し、「下からの景気回復」を主張するのが吉良氏と彼女の所属政党である日本共産党の考え方だと言う事が判る。

消費税増税を決定し年金や生活保護を切り下げ弱者を絞り上げながら、法人税を減税し復興増税も法人分の撤廃を早々に決定した自民党と、

参院選での躍進で得た議員提案権を早速行使し、ブラック企業規制法案を国会に提出した日本共産党。
(しかし自民党の反対で否決され、ブラック企業は自民党に守られ温存されるだろう)

正義は相対的なものであり、「一つの正義には、その反対方向に等量等質の正義が存在する」と考える私だが、強者の正義を押し通す渡辺氏と、弱者の正義を体現する吉良氏が、どのような論戦を見せてくれるのか、私としてはとても興味がある。

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2013.12.03

美しかった老夫婦

もう随分と前、夏休みのある日の事。

家族で柏島に出掛け一日遊んだ後、夕食はセルフうどん店で外食にした。家族でテーブルを囲みうどんを食べていると、向かいの席に80代と思しき老夫婦が座った。

一杯105円のかけうどんに天ぷらを添えた二人、小声で話しあいながらうどんを食べ、無邪気に手を振る我が子に笑顔で手を振り返す。恐らく50年以上は連れ添って来たのであろうその二人は、お互いがお互いをさりげなくいたわりあい、食べ終わると夫が二人分の食器と盆を重ねて返却棚に向かい、妻はテーブルをささっと片付け、夫と共に二人寄り添い店を出て行った。

質素だが清潔感ある身なり、周囲や他者をさりげなく気遣い、そしてお互いが相手を思いやるその振舞いは、とても佳いものであった。

車でなく徒歩で来店した事と、清潔感はあるが質素なその身なりから彼らが年金生活者である事が想像出来たのだが、その事を思う時、私は少し憂鬱な気分になった。

この10月から、年金は月額5900円、2ヶ月毎支給なので支給額が11800円減額されている。アベノミクス効果で物価が上がる中で年金を減らされたあの老夫婦は恐らく、ささやかな楽しみである週末の外食が奪い去られたのだろう。

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2013.12.02

援助交際がダメな訳

「なんで援助交際はいかんが?買いたい人がおって、その買いたい人に売りたい人が売る。それだけやん。お互いが納得しちゅうがやきえいやいか。」

以前、知人と援助交際について議論していた時、横からこう言われた事がある。その時自分がどう答えたかは忘れてしまったが、今ならこう答えるだろう。

性交渉とはお互いが人格も肉体も魂も良い所も悪い所もすべて共有してはじめて、人間同士の結びつきとなりうる。援助交際は例え双方が合意していたとしても、それは相手の人間性を尊重するのではなく、単に性欲を満たすための行為でしかない。それは相手を人間ではなく性欲を満たす為の物として扱う事に他ならず、それは相手の人間性をおとしめ汚している事にしかならないからだ。

買う男性が女性に欲望を向けるのは、彼女が人間ではなく女性だからだ。相手の人間性などどうでもよく、相手の性別だけが欲望の対象なのだ、そして売る女性は他者の性欲を満たす為に自分が営利目的で利用されるのを許す事、つまり自分を他者の欲望を満たすための物とする事でしかない。まるで空腹を満たすカップ麺か何かの様に。

援助交際はお互いがお互いと自分自身を人間としてではなく物として扱い、お互いの人間性と尊厳を著しくおとしめ辱しめる。だから、援助交際はダメなのだ。

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2013.12.01

集団的自衛権とは

アメリカとアルカイダとのテロ戦争での話。

アフガニスタンでの戦闘中、米軍兵士が敵地の偵察中にヤギ飼いの少年と遭遇した。任務の性格を考えればヤギ飼いの少年は殺すしかなかったのだが、敬虔なキリスト教徒だった米兵が丸腰の民間人を殺す事に反対し少年を解放した。

しかし解放された少年は米兵の存在をタリバンに通報し、米兵は中隊規模の敵兵に囲まれ、救助に来た友軍ヘリまで撃墜されて19人が戦死した。

良心に従って丸腰の民間人少年を殺す事に反対した為、結果的に19人の仲間を死なせてしまったその米兵は、自分の決断を深く悔い、自分の決断と躊躇が多数の仲間を死なせてしまった、その事実に今も苛まれ続けていると言う。

道徳的に善い行いをすれば、自らの良心に従えば、自分や仲間を死の危険に晒す事になったり、実際に死なせてしまったりする。敵地で民間人と遭遇すれば、それが敵軍の共鳴者でなかったとしても拷問等で自分達の存在を敵に知らせてしまう可能性がある以上、即座に躊躇なく殺さなければならない。それが戦争と言うものだ。

そして日本がこれまで禁じられてきた集団的自衛権を行使すると言う事は、これまで国土防衛に特化されてきた自衛隊員に、多国籍軍の一員として海外の戦場で民間人を殺させると言う事なのだ。

あなたや、あなたの友人や、あなたの息子が、どこか遠くの国で、澄んだ瞳を持つ純真な少年のはらわたをえぐり脳みそを飛び散らせる。そうしないと自分が生きたままはらわたをえぐられ脳みそを飛び散らせられる。それが集団的自衛権と言うシロモノだ。

参照:「これからの正義の話をしよう」マイケル・サンデル著 P46P50

ISBN978-4-15-050376-5

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