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2013.12.05

銭湯は社会資源です

昨年来の円安とそれに伴う原油高騰で、経営を圧迫された高知市内にあるとある銭湯が休止に追い込まれ、その銭湯を利用していた風呂なしアパートで暮らしている多くの高齢者達が入浴手段を失い、当人と、彼・彼女達と関わるケアマネジャー達は対策に頭を抱えている。

「清潔保持の為に入浴の場を提供」

となると、通所介護での入浴が最も安易な解決方法だが、それまで自力で入浴可能だった人に通所介護で入浴させる。と言う事はつまり、銭湯まで自力で通っていた、つまり下肢筋力強化訓練が自然に出来ていた、また銭湯での店員や他の客とのやり取り等で言語聴覚訓練が自動的に出来ていた人からその機会を奪う事となり、自立支援と言う観点から考えても好ましくない。

少ない収入で細々と暮らす高齢者達にとって、あちこちに出来たスーパー銭湯を日常的に利用するのは困難だし、近所にある銭湯だからかろうじて通えたのに、資金繰り悪化に歯を食いしばって耐えている、かろうじて経営を継続する何キロも離れた銭湯にはとてもじゃないが通えない。

銭湯は単に入浴機会を提供するだけではなく、地域の人達が集い語りあう、地域コミュニティにとっての社会資源でもあったのだが、要介護高齢者の介護度悪化防止に貢献していた銭湯の維持に、行政としての運営補助などは出来なかったのだろうか?

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