« 美しかった老夫婦 | トップページ | 銭湯は社会資源です »

2013.12.04

国会中継の楽しみ方

政治に関心のある私でも、国会中継を観る事はあまりないのだが、最近は国会を楽しみにしている。

先の参院選に自民比例で当選した、若者を低賃金でこき使い精神を病ませて使い捨てる、ブラック企業大賞受賞企業の創業者である渡辺美樹議員と、そうして使い捨てられてきた若者達の代弁者として、ブラック企業の不正と非道を告発し同世代の仲間達と共に闘ってきた、東京選挙区から当選した共産党の吉良佳子議員(高知市出身)との論戦が見られるかもしれないのだ。

二人の主張を比較すると、優遇税制と法人税減税による投資誘導で、強い者をより強く。弱者には強者のおこぼれを。と言うのがアベノミクスを推し進め、ブラック企業創業者を候補に担ぎ出した自民党の考え方で、若者を低賃金労力としてこき使い冷酷に使い捨てる事に異議を唱え、中小企業や労働者を保護し、「下からの景気回復」を主張するのが吉良氏と彼女の所属政党である日本共産党の考え方だと言う事が判る。

消費税増税を決定し年金や生活保護を切り下げ弱者を絞り上げながら、法人税を減税し復興増税も法人分の撤廃を早々に決定した自民党と、

参院選での躍進で得た議員提案権を早速行使し、ブラック企業規制法案を国会に提出した日本共産党。
(しかし自民党の反対で否決され、ブラック企業は自民党に守られ温存されるだろう)

正義は相対的なものであり、「一つの正義には、その反対方向に等量等質の正義が存在する」と考える私だが、強者の正義を押し通す渡辺氏と、弱者の正義を体現する吉良氏が、どのような論戦を見せてくれるのか、私としてはとても興味がある。

|

« 美しかった老夫婦 | トップページ | 銭湯は社会資源です »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/8531/58626689

この記事へのトラックバック一覧です: 国会中継の楽しみ方:

« 美しかった老夫婦 | トップページ | 銭湯は社会資源です »