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2017年12月

2017.12.22

それはパワハラです

知人から仕事の悩みについて相談を受けた。

話の概要はこうだ。

新規雇用された彼は入社直後、

仕事への不慣れから小さなミスを何度か起こし、

それ以降、上司は事あるごとに、

「あいつは1から10まで全部教えんとわからん。言われたら言われた以上の事を察して判断して仕事をするのが当然やのに、ホンマに使いもんにならん奴や」

と、彼の業務処理能力の低さを同僚や他部署の社員にまで言いふらす。加えて、

「アイツにやらせても何も満足に出来んから」

と、その直属の上司は彼に何も教えず何も任せてくれなくなり、結果、職場に居場所がなく出勤する事自体が苦痛になっていると。

 

仕事は任せた方にも任命責任があり、部下を一人前の職業人に育てるのは上司の役割だ。

それを放棄し失敗を全て部下の個人要因にして精神的に追い詰め、心を病ませて使い捨てる。

まるでブラック企業だ。

とりあえず私は彼に、

「あなたが今受けている事はパワーハラスメントだよ。小さな会社じゃないんだから、セクハラ・パワハラ相談を受けつける部署があるはずだから、まずはそこに相談しなさい。労災病院の電話相談か法テラスでも相談は受け付けてるし。それと、いつ、どんな事を言われたのか、聞いたのか、全て記録に残しなさい。泣き寝入りは次の被害者を生むだけだし、記録と証言と診断書があれば、裁判したら勝てるよ。」

と助言しておいた。

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2017.12.21

行かせたくない

少し前、海上自衛隊の護衛艦一般公開へ家族で出掛けた。

隊員は曹士から士官に至るまで実に丁寧で親切、見学に訪れた市民を楽しませようと、細やかな所まで気遣いながら私達をもてなしていた。

自衛隊の存在については各論あるが、

自衛隊は米国の東アジア戦略に組み込まれる形でなし崩し的に強化・拡大を続け、しかし同時に、

「国土と国民を守る」

使命の元で、災害時など様々な場面で活躍し、

多数派国民からの信頼を得てきた。

日本と日本人を守る為に彼等が示した実績は、

自衛隊には原則反対の立場の私ですら一目置くまでになっている。

 

その彼等が今、安倍政権が国民の合意無く強行採決させた安保関連法案によって、同盟国(それはほぼ全てアメリカだ)の戦争に加担する事が任務に書き加えられた。

さらに、安倍政権がメディアを操作し合意を捏造してまでして成立を目論む憲法改正によって、「国土と国民を守る」自衛隊は、

安倍晋三と彼の支持基盤への利益誘導の為に、

海外で殺し殺される集団に変貌させられようとしている。

これまで、反対派の白眼視に晒され罵声に耐えながら、

日本と日本人を守る為に日夜訓練に励んできた自衛隊は、

今後は軍需産業の利益最大化と、

アメリカの国益を守る為に、

海外で殺し殺される集団になるのだ。

 

一般公開の日、

「出港の時はこう吹くんだよ」

と言って息子の前でラッパを吹いてくれた若い隊員は、

とても澄んだ綺麗な瞳をしていた。

あの青年をアメリカとそのおこぼれに群がる腐った政治屋達の為に海外の戦場へ行かせるなど、私は絶対に反対だ。

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2017.12.17

もう二度としません

飛行機好きのウチの息子は、

擬人化された飛行機が世界一周レースをするアニメが大好きだ。

中でも主人公のコーチ役となる戦闘機がお気に入りなのだが、

歴史好きな私にとって、それは胸に痛みを覚える事でもある。

「あれかっこいいね!」

と言う息子に私は、

「うん。あの飛行機はコルセアっていう戦闘機ながやけど、

コルセアは昔ね、日本人をいっぱい殺したがで。」

と答える。

「いかんねぇ」

と言う息子に私は、

「あの飛行機が悪いがやないがやき。悪いがは戦争やき。

(劇中で)コルセアの編隊を皆殺しにした戦艦、

あれ日本の戦艦やき。」

と言う。

私の話を神妙な面持ちで聞く息子に私は、

日本とアメリカはかつて戦争をしていた事、

二つの国はお互いに殺し合い、

数百万人が殺された事、などを伝えた。

「いかんねぇ。」

と言う息子に私は、殺し殺された日本人もアメリカ人も、

それは全て国の命令に従ってやった事で、

本当はそんな事などしたくなかった事、

しかし戦争になったら国の命令には逆らう事が出来ない事、

本当に悪いのは戦争だと言う事を伝え、

最後に、戦争でたくさん殺し殺された日本はそれで深く深く反省して、

『もう二度と戦争はしません』

と世界中に宣言した事。

それが日本国憲法と憲法9条なんだと伝えた。

 

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2017.12.16

高齢者マンション

建設中の高知市民図書館。

その新図書館横に、西敷地と呼ばれている市有地がある。

一部勢力はあの場所を高齢者用の高級高層マンションにして、

都市部に住む高齢の富裕層を高知へ呼び込もうとしているそうだ。

そしてその案は、

高知市と市民にとっての案を考えている中心市街地活性化委員会や、

市民団体に後押しされた多数意見をも蹴散らして、

市政に強力な発言力を持つその勢力によって押し通されてしまう危険性がとても高いらしい。

しかし高齢者対象のマンションを作っても、

基本的に高齢の入居者は通院以外では施設外には出ないので、

あの場所を富裕層対象の高齢者マンションとしたところで、

中心市街地の活性化には全く役立たない。

さらに高知市には既に、

平均的な老人ホーム並みの低料金で、

高級老人ホーム並みの施設とサービスを提供している施設が幾つかあり、

市の支援であの場に施設を誘致する事は民業圧迫以外の何物でもなく、加えて、現在でも介護施設は職員が集まらず、

入居枠には空きがあるのに人員基準が満たせず入居者を受け入れる事が出来ない施設だらけの状態で、

仮に定員100人の高齢者マンションを作っても、

人員基準を満たせるだけの職員が集まる保障はどこにも無い。

新図書館西敷地を高齢者マンションにする事は、

建設会社と彼等を支持基盤とする一部勢力が、

濡れ手に粟の利益を手にするだけで、

高知市と市民にとっては百害あって一利無しだ。

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2017.12.15

朝日新聞の嘘?

匿名の集団達による、
「朝日新聞、テレビ朝日の言う事は全部ウソだ!」
と言った、朝日バッシングが止まらない。

それだけでなく、
朝日新聞を批判する『大東亜戦争肯定派』の人達は、
朝日新聞の虚偽報道を根拠に、
慰安婦問題での日本軍の関与と強制性を認め謝罪を表明した、
「河野談話」
を否定しようとしている。
しかし、これは主張の根拠からして間違っている。 

河野談話はその成立過程から、
朝日新聞が取り消した「吉田証言」を全く根拠としていないのだ。
河野談話作成に直接関わった当時の官房副長官、
石原信雄氏は報道に対し、


「河野談話作成の過程で、吉田証言を直接根拠にして強制性を認定したものではない。」

と明言した。

慰安婦募集に当たっての強制性の有無はとても重要な問題なので、
当時の日本政府はとても慎重・詳細に、
強制性を検証する為の聞き取りを行い、

他の証言記録や資料も参照した上で、
慰安所における強制使役と、
慰安婦募集の過程で強制性があったことは間違いない。

と判断したのだ。

吉田証言取り消しに乗じて河野談話を攻撃し、
朝日新聞を「国賊」とののしる者達だが、
歴史を偽造しようとしているのは、一体どちらなのだろう?

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