ニュース

2008.11.30

許してもいいこと、許してはいけないこと

愛ちゃんの「デートでキス」写真、中国でも大々的に報道―中国
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=680869&media_id=31



卓球の福原愛ちゃんと、テニスの錦織圭くんが駅のホームでキスしてたってのが、写真週刊誌にパパラッチされちゃって、中国でも話題になってるらしい。
二人の交際は周囲も祝福してるみたいだし、トップアスリートな二人が恋人同士なのはステキだと思う。それで二人の成績が悪化するような事が無ければいいな。って思うし、努力した天才だけしか入られない世界にいる二人は、幸せになって欲しいな。とも思う。

ネットでも話題になってる愛ちゃんと錦織くんの報道に、日本国内は阿呆総理、じゃなかった麻生総理の相次ぐ失言(あれは絶対に本音、つまりあいつらは国民の事なんかこれっぽっちも考えちゃいないって事)問題とか、週明けの重大経済指標発表とか、本当に注目してなきゃいけないニュースは沢山あるけれど、国民が真実を知ると困る支配者階層の皆さん、大した事でも無い事を大々的に騒ぎ立てて、大衆の目を逸らしたいんだろうな・・・なんてmizzieは考えてしまう。

テニスの錦織選手は、若くて才能とやる気にあふれたいいアスリートだと思うし、それは卓球の福原愛ちゃんだっておんなじだ。トップアスリート同志だから、相通じる事もたくさんあったんだろうし、美人と美男子の二人が恋に落ちちゃったとしても、それはそれでいいじゃないか。って僕は思う。
メディアは「駅のホームでキスして・・・」なんて書きたててるみたいだけど、そして人目につく場所でのキスって、ごく普通の感覚の持ち主が見て嫌悪感しか感じない二人のそれだと醜悪だけれど、かっこいい錦織くんとカワイイ愛ちゃんのそれなら、ヴィジュアル的にも決して醜いものではないと思うし、キスくらい別にいいじゃないか。って思う。

この日本と言う、拝金と物欲が支配する東アジアの恥ずかしい島国には、トップスリートの恋愛なんかよりも、もっともっと重要で深刻な事柄が沢山あるんだけれど、そんな、自民党と公明党が弱者を踏み躙って超金持ちのお友達と国民から吸い上げたお金を山分けしてる話とか、病気になった人とか障害を負った人を「自己責任だ!」って切り捨てて、彼等に手を差し伸べてる人達まで蹴飛ばしてる事とか、目先の票欲しさに非効率的にお金をばら撒いて、選挙が済んだら大増税をするつもりな事とか、そんな問題から目を逸らせる為に、メディアを操作して「別にどうでもいいこと」を大々的に騒ぎ立てる。


そろそろ一般大衆と言う蔑称で呼ばれる皆さんも、そのトリックに気付いてもいい頃だと思うんだけどなぁ・・・。

 

 

 

この記事は色んな人に見せる価値がある。 
って思った人は(思わなかった人も)、応援クリックを宜しくお願いします。


人気ブログランキング

ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね♪

ついでにこっちにも投票していってね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.09.28

マジで!?

リンク: 耳そうじは耳に悪い!? - 速報 ニュース:@nifty.

 ”耳アカは不潔だから、できるだけ耳そうじはした方がいい――。そう思い込んでいる人が多いが、間違いだ。耳そうじはケガが多いうえ、上手に耳そうじをしないと、かえって耳アカを奥に押し込み、難聴の原因になることもある。耳そうじの怖さと・・・”

今朝、何気の@niftyのニュースを流し読みしてたら、こんな記事が目に止まった。耳垢が大っ嫌いで、ほぼ毎日耳そうじをしているオイラからしたら、”耳そうじは耳に悪い”なんて言われるのは驚きだし心外でもある。で、このニュースを詳しく読んでみると、この世にはかなり変わった、と言うか壊れた耳そうじをしている人達がいるみたいだ。

耳そうじは耳に悪い。と言っている最大の理由である『耳そうじ中のケガ』だけど、そのケガは耳かきで外耳道を傷つけて・・・だと思ったらこれが大違い。ニュースでは、「耳そうじちゅうに子供がぶつかってきて鼓膜が破れたり」、「耳かきの代わりに爪楊枝を使っていて外耳道を傷つけたり」なんてのが、耳そうじ中の出血原因としては多い。と書かれ、「歩きながら耳そうじをしていて転倒、鼓膜を破る」なんてのもあるらしいのだが、これらの、ある意味特異な例とも言える例をあげて、「耳そうじは耳に悪い」なんて主張するのは、ちょっとあんまりなのではなかろうか?

ニュースは、耳そうじ中のケガについて紹介した後、耳そうじで耳アカをさらに外耳道の奥に押し込んでしまい、外耳道の奥で耳アカが詰まって難聴になってしまうケースを紹介し、そうなると耳鼻科で専用の薬品と器具を使って取るしか方法が無い。と言っていた。また、外耳には自浄作用があるので、耳そうじをやり過ぎるとその自浄作用を妨げてしまい、結果として耳アカがたまりやすくなる。と主張し、「耳そうじは2週間に1度程度、風呂上がりに耳の入り口付近を綿棒でやれば十分」と書いて締めくくっている。

ただこのニュース、さも専門家が言ったかのような書き方をしていて、読んでるこっちも、(ふ~ん、そうなのか・・・)なんて考えさせられたりもするのだが、ニュースの出典があのゴシップ誌『日刊ゲンダイ』なのだ。ニュースの出典が下品なエロ記事と扇情的に書きたてた醜悪なゴシップしか載せない雑誌なので、その信憑性が著しく低下した事は、言うまでも無い。

 

 

 

「情報はまず、信憑性を疑う事が肝心ね。」
って思った方は、応援クリックを宜しくお願いします。


人気ブログランキング

ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね♪

ついでにこっちにも投票していってね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008.06.12

秋葉原連続通り魔事件

去記事に書いた『ウェディング・フォトコンテスト』、今、皆さんの応援の甲斐あって、現在は5位争いを展開中。
って事で、
ココに行って、オイラの写真へさらに投票して欲しい。
 

セコいのかもしれないけれど、

お願いしま~すm(__)m

んじゃ、こっからが今日のエントリーでっす!

 

 

 

この事件に関しては、物凄く沢山の人が既に語っているし、僕なんかがあえて語る理由も意味も必要も無いな。って思っていたんだけれど、政治・社会・経済について書きまくってるオイラがこれについて書かないのも何だかなぁ・・・って思ったので、ちょっとだけ書いてみる。

まず最初に、事件で命を落とされた方のご冥福と、負傷された方の1日も早い回復をお祈り致しします。

 

事件があった日は、僕は姫の簿記試験受験日だったので、姫の送迎係として受験場に行っていたので、事件の事を知ったのは当日夜だった。買い物帰りに寄った実家で、TVニュースで事件の事を知り、犯人が若い派遣社員で、無差別殺人だ。って時点で僕は、その人生のどこかで深い挫折感を味わった人による、自暴自棄になった犯行だろう。って思った。それは姫も同意見だったようで、恐らく社会に対する不満と怒りから凶行に及んだであろう犯人に、「襲う場所が違うよ!」って二人でTVにツッコミを入れていた。

派遣社員として、「いつでも好きな時に切り捨てられる、低賃金使い捨て労力」とされる事で、将来に不安を感じたり現状に憤りを感じたりしていたんだろうけれど、そんな社会を作ったのはグローバリズムとネオリベラリズム、そしてそれらを推し進める自由民主党と日本経団連なのだ。社会に怒りを感じていたのなら、それを爆発する為にトラックで突っ込むのは秋葉原では無意味で、赤坂のアメリカ大使館か、千代田区永田町1番7号(国会議事堂)か、11番23号(自由民主党党本部)か、大手町1丁目9番4号(日本経団連)にするべきだったのだ。

今回の事件は、アメリカが、自民党が、経団連が推し進める政策の結果だ。労働者を「モノ」として扱い、企業利益最大化の為なら、労働者の人生がどうなろうが関係無い。と言うシステムを法的に正当化させた結果、企業は労働者の事を考慮しないでもよくなった。社員の福利・厚生なんか考慮する必要はどこにも無くて、ただ低賃金で長時間・重労働にこき使って、そうやって稼いだ利益は全て役員だけで分け合い、利益が低下したら役員報酬はそのままで、まず最初に雇用者のクビを切る。そんなシステムで働く労働者たちに、未来への展望とか、将来設計なんか立てようがない。いつ解雇されるか、不安に怯えながら、無理難題を押し付けてくる管理職の言い分に盲従するしか生き残る道は無いのだ。一旦、そんな「使い捨て労働者」に転落してしまうと、今の日本の雇用システム・社会システムでは這い上がるには、物凄い幸運と労力を必要とする。その現実に気付き、絶望と深い挫折感を味わった犯人が、自暴自棄になって凶行に及んだであろう事は、短大中退の僕ですら、容易く想像出来た。

事件後の報道で、犯人は小・中学校ではトップ近い成績を修めた優等生で、しかし進学校に進んだ高校以後、少しずつその人生が思い通りに行かなくなっていった。的な事を語っていた。そうして、周囲が大学進学していく中でこの犯人は好きな自動車関連の技術が学べる短大に進み、そして派遣社員として自動車関連の仕事に就いていたらしい。

好きな事を仕事にした筈なのに、その雇用形態が「派遣社員」と言う名の使い捨て労働者だったが為に、来月の事さえわからない不安定な状況で、解雇に怯えながら、と言うストレス下での暮らしを余儀なくなれて、そして、派遣先企業から「7月上旬で解雇」と通知され、今回の犯行に及んだらしい。

ネットでは、彼の事を「現状に不満を抱きながら、現状を打破する努力も何もしていない」とか非難されてる書き込みとかもあるけれど、小・中学校と優等生として過ごし、県内一の進学校で学んできた犯人には、「大学入試センター試験で高得点を取る為」以外には何も学ぶ事が無かった、つまり、「生きていく知識とスキル」を何も学ばないままで、歳を取り成人したのだと思う。今の日本の、「雇用主にとって都合のいい賃労働者」を大量生産する教育システムで育ち、「労働者は使い捨て」な雇用環境で暮らしていたあの犯人は、この国の社会や制度やシステムの被害者でもあるのだ。

自由民主党がアメリカと経団連の指示に従って労働法改正をしなければ、労働者が未来に不安を感じながら、解雇に怯えながら劣悪環境で使い捨てられる状況は生まれなかったから、自動車関連企業で働いていた犯人が社会に不満や憤りを感じる事は無かっただろう。

自由民主党が、この国の教育システムを「センター試験で高得点を取る」と言う事に特化したシステムにしなければ、犯人は多様な生き方を知る機会を得ただろうし、幸福の形は個人の数だけある。と言うシンプルな現実にも気付けただろう。金が無くても幸せにはなれるし、彼女がいなくても楽しく生きていく事は出来るのだ。

 

自由民主党が政権の座にいる限り、労働者の環境が改善される事が無いどころか、大企業の収益と役員報酬だけが増え続けて、僕達の様な中・低所得層の暮らしは悪くなる一方で、そして未来に絶望した若い連中の同様の犯罪が、恐らく今度も置き続ける事だろう。

しかしそれは、自由民主党と公明党に投票した全ての有権者と、選挙に行かなかった全ての有権者が望んだ社会でもある。2005年の衆議院選挙で自由民主党に信託を与えてしまったから、今僕等が実体験している格差社会が生まれたのだ。貧富の格差が広がって、労働者の権利は奪い取られたのだ。

 

ここで僕が何を言ったって、選挙に行かない人は相変わらず行かないし、自由民主党と公明党に投票した人達は相変わらず、自由民主党と公明党に投票し続ける。そうして、この国はどんどん危険で不安定な国になっていく。

でも、それは全ての有権者がそうしたからそうなるのだ。
全ての責任は、有権者である日本国民にある。

 

 

 

今日も、応援クリックを宜しくお願いします。

人気ブログランキング

ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね♪

ついでにこっちにも投票していってね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008.05.17

イージス艦がやってくる

来週の21日から26日までの6日間、高知県の西の端にある宿毛と言う町に、米海軍のイージス駆逐艦がやってくる。

寄港の目的は、兵士の休養と親善と、たぶん補給だ。

先の大戦中までは、良港でもある宿毛には頻繁に軍艦が寄港していた。戦艦だって来てたくらいだ。で、その宿毛港には昨年も、米海軍のイージス駆逐艦・ラッセルが寄港していた宿毛港だが、今年もまた、イージス艦が寄港を打診してきた。昨年の寄港では、高知県の前知事だった橋本大二郎氏が、高知の港湾は全て非核港湾課する事を公約に掲げてもいたので、アメリカ大使館を通じて、核弾頭搭載の有無を問い合わせた後に、しぶしぶ寄港を受け入れたと言う経緯があった。

今回の寄港に関しては、寄港を許可した宿毛市長は「米軍側からの事前協議が無い以上、核は不搭載」と言う国の見解を踏襲したとの事なので、イージス艦が核弾頭を積んでいるかいないのかは、軍事機密を理由に教えてもらえなかったか、確認する事をしなかったかのどちらかだろう。そして核を不搭載であると判断した以上、寄港を拒否する法的根拠が無いので、寄港を認めない訳にはいかなかった。と言うのもある。

また、高知県の西端に位置し、漁業以外に大した産業が無く、不景気にあえぐ宿毛市にとって、イージス艦寄港で生み出される経済効果は捨て難い。と言う切実な事情もあったと思われる。米兵の犯罪さえなければ、それなりの経済効果をもたらす米軍艦船の寄港は、市経済にとって有難いのだ。

 

「アメリカ軍なんかいらない!アメリカ軍なんか出て行け!」

と言う意見には、確かに一理あるし筋が通ってもいる。人殺しの集団なんかには、平和な田舎町には来て欲しくなんかないのだ。世界中の駐留地で、現地の女の子達をレイプしまくっている、兵士の質が世界最低の軍隊であるアメリカ軍なんか、迷惑な鼻つまみ者以外の何物でもないのだ。僕だってもちろん、出来る事なら我が高知には、アメリカ軍には立ち入って欲しくなんかない。

しかし現実問題として、アメリカ軍の艦艇は高知と徳島に寄港を要請している。僕等が拒否しても、どこか別の港に行くだけで、彼等は必ず日本のどこか、軍港では無い民間港湾に寄港するだろう。

沖縄や岩国で女の子をレイプしたり、物を壊したり事故を起こして逃げたり、万引きや窃盗を起こしたり傷害事件を起こしたりしてるアメリカ兵だけど、アメリカ兵全員が極悪非道な軍服を着た悪魔。って訳じゃあない。僕がシスコで暮らしていた頃に仲良くなってた親日家のおっちゃんは、三沢に駐留していた事もある退役軍人さんだったし、全てのアメリカ軍人が悪人。って訳ではないのだ。いいアメリカ兵だっているし、クソみたいなアメリカ兵だっている。それはきっと世界中どこの国だって一緒だ。組織は最低だけど、そこに属している個人まで皆最低って訳では無いのだ。

そしてアメリカ兵だって人間なんだから、せっかく親善目的で寄港してくれるんだから、出来る事ならそれなりのもてなしをしてあげたい。だいたいからして、僕等はもてなし好きの高知県民なんだ。いいアメリカ兵にはそれなりの歓待をしてあげたいとも思う。

しかしながら、こっちがそれなりの歓待をするにしても、ここだけは譲れない。って思うトコがある。

いいアメリカ兵はもてなしてあげたい高知県民のオイラだが、悪いアメリカ兵が悪い事が出来ないように規制はしっかりかけたいのだ。そのために必要最低条件なのが、『日米地位協定の改定』だ。

これが、日米地位協定があるから、日本国内で犯罪を犯した米兵を、日本の法律で裁く事も、日本で裁判にかける事も、日本の警察が尋問する事すら出来ないのだ。そしてこれがあるから、悪いアメリカ兵は日本で散々悪事を働いておいて、基地に逃げかえってアメリカに逃げちゃうのだ。僕等の法で尋問して、僕等の裁判で裁く事が出来ないのだ。

どんなに悪い事をしても基地に逃げれば全部無かった事に出来るから、悪いアメリカ兵は平気で日本の女の子をレイプ出来るのだ。事故を起こしても平気で逃げる事が出来るのだ。

でもこれが、日本国内で犯罪を犯せば日本の警察に逮捕・収監されて、日本の法律で尋問されて、日本の司法で裁かれるとなったら、悪事を働くブレーキにはなるだろう。逃げられて僕等が悔しい思いをする事もなくなるだろう。

それが出来ないから、今の法律ではアメリカ兵は悪事を働いても逃げ得だから、僕等は彼等を心から歓待する事が出来ない。

あの世界一幸福な国で兵隊になろうなんて若者は、1,000,000人中999,999人位は、貧乏な家庭に生まれた子供達だ。
あのイージス艦に乗ってる士官ではない若いアメリカ軍水兵だって、僕等と同じ、この独占資本主義の被害者なんだ。

長い船旅で疲れてるであろう彼等を、出来る事なら僕達だって暖かく受け入れてあげたい。

彼等が悪い事を何にもしない・出来ないのならね。

 

 

 

今日も、応援クリックを宜しくお願いします。
人気ブログランキング

ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね♪

ついでにこっちにも投票していってね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.12.06

義を見てせざるは勇無き也

去年の3月、僕が住んでる高知市のお隣、春野町って所で、スクールバスと白バイが衝突する。と言う事故があった。

この事故で白バイ隊員は死亡してしまったんだけど、この事故は、駐車場から道路に出ようとして、道路にちょっと出た形で停車して左右の安全確認をしていたバスの横っ腹に、高速で走ってきてそのまま突っ込んだ白バイの、前方不注意事故だ。

だけど高知県警は、この事故で「僕は停まっていた」と証言するバス運転手の主張を退け、バス乗客の「バスは停まっていたよ」と言う証言も退け、偶然その現場を目撃した通行人の「バス停まってましたよ。」と言う証言も退けて、一緒に訓練していた白バイ隊員の「バスが突然出て来た」って言う証言を全面的に受け入れて、バスの運転手だったおっちゃんを「業務上過失致死罪」で逮捕・起訴した。

死んでしまった白バイ隊員とご遺族は、本当に可哀相だと思う。

でも、この事故でのバスの運転手さんの非はゼロどころかマイナスだ。もらい事故なのだ。なのに無実の罪を着せられて、逮捕されて収監されてしまった。これは高知県警と警察組織による冤罪事件だ。

この事故で高知県警は、事故直後にバスの運転手と乗客を現場から離して、そしてそこでバスが動いていた事にする為の証拠写真を、バスの運転手さんを立ち会わせる事なく撮影し、そしてそれは専門家の鑑定でも「捏造されたとしか判断出来ない」と言われている。
一部の証言や事故現場の付近住民達の話では、事故現場付近は見通しのいい直線道路で、白バイが時々高速走行をしていたと言われている。

つまり、高知県警交通機動隊は、公道で緊急訓練をやっていた可能性がとても高く、事故はその高速訓練中に起きたと考えると全ての事が合理的に説明出来るのだ。

しかしながら、県警が公道で緊急訓練をやっていたとなると、それは重大問題だ。そうなると恐らく県警上層部のクビが飛ぶか、良くても関係者は一生這い上がれないようになるだろう。
だから、事故は全てバスの運転手の責任にする事にした。心配するな。事故の報告書を書くのも、実況見分を行うのも全て高知県警だ、そんなもの、いくらでも好きなように書き換えられる。

そうして、無実だったバスの運転手が殺人者に仕立て上げられ、検察も司法も抱き込んだ高知県警は、バスの運転手を逮捕し、検察はそれを立件して起訴し、裁判所はバス運転手側にとって有利な証言も証拠も全て退け、有罪判決を下した。

 

 

高知生まれ高知育ちの僕は、
土佐藩士の血を引く、生粋の土佐っ子だ。

『義を見てせざるは勇無き也』な土佐っ子魂が、僕には骨の髄まで染み込んでいる。

自分達の傲慢で、高知県人の部下を死なせたキャリア警察官僚どもが、自分達の既得権益を守る為、無実の高知県民を罪人に仕立て上げて、刑務所に送り込もうとしている。
警察なんて、国から給料を貰ってるヤクザみたいなものだ。この世界で最も、関わりあってはいけない種族だ。
でも僕は、この不正義が僕の故郷、高知で行われているなんて、許す事が出来ない。

だから、

皆にも、このバス運転手さんを支援する為の署名活動に、協力して欲しい。

支援の署名サイトへのURLを、下に貼っておくから、そこにアクセスしてWebから署名するも良し、署名用紙をダウンロードして、署名を集めて支援事務局に郵送してくれてもいい。

僕は、ネットの力を信じてる。
みんなの、一人一人の小さな力が集まって、
大きなうねりになって、巨悪を倒す日が来る事を信じている。

皆の善意を、少しだけこのバスの運転手さんにもわけてあげてくれないかな?

支援する会HP:http://www.geocities.jp/haruhikosien/#

 

 

今回の記事を興味深いと思って下さった方は、応援クリックお願いします。
人気ブログランキング

ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね♪


ついでにこっちにも投票していってね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007.03.23

あれから19年

昭和63年3月24日。
その日、僕は建築内装のバイトをしていた。

新築の家や店舗に壁紙を貼ったりカーペットを貼ったりするあれだ。

その日、雇い主だった親方と二人でいくつかの仕事についてクライアントと打ち合わせを行い、昼食に入った定食屋で、僕はその臨時ニュースのテロップを見た。

【中国・上海市郊外で列車事故。修学旅行中の高知学芸高校の生徒が多数巻き込まれた模様】

その頃はまだ、海外へ修学旅行に行く日本の学校は稀だった。
そしてその稀だった修学旅行に、僕の中学時代の友人で学芸高校へと進学したアイツも参加していた。

出発直前、中学時代の友人達で集まって騒いでいた時ヤツは僕達に、

「俺、今度中国へ修学旅行に行くんぞー。えいやろ~?」

って笑顔で語り、公立校へと進んだ俺達を羨ましがらせたものだった。
臨時ニュースのテロップを見た僕は、(あ~あ、アイツも修学旅行が台無しになっちゃってカワイソウに・・・帰ってきたらからかってやるか)程度に思っていた。

昼食を終えて店を出ようとしたその時、最新情報がテロップで画面下に映し出された。
【上海列車事故、修学旅行中の日本人に多数死傷者が出た模様】

(アイツ大丈夫かな?ま、殺したって死なねぇようなヤツだけどな)

思いながら定食屋を出て、次のクライアントの所へと向かう親方の後を付いて行った。

一仕事終えた僕等は終業前の最後の休憩を兼ねて、数日前に内装工事を済ませたばかりのスナックへと立ち寄った。そのスナックのママと親方は当時まだ子供だった僕から見てもただならぬ仲、と言った雰囲気があって、二人はカウンター越しに何かを熱心に語り合っていた。

店に置かれたテレビは、チャンネルをNHKにしてつけっ放しになっていた。

そしてまた、最新情報がニュース速報で流れた。
重症者、軽症者リストが映し出された後最後に、行方不明者リストが画面に映し出された。

そこに、アイツの名前があった。

僕は目の前が真っ暗になった。

当時16歳だった僕にとって、それまで友人がそんな目にあった事なんか無かったので、それは僕にとって物凄い衝撃だった。

「どうしたmizzie、顔が青いぞ。」

僕を見て心配になったのか、親方が僕にそう声を掛けた。

「さっきの行方不明者リストの中に、僕の友達がいたんです。」

震える声でそう答えた僕に親方は一言。

「今日はもういいから、お前は家に帰れ。」

と言って、僕を家に帰してくれた。

帰路、どうやって家に辿り着いたのかは覚えていない。
ただ、事故を起こす事も無く無事帰り着き、バイクを家の前に停めてヘルメットを脱ぎ、玄関の棚に置いた所までははっきり覚えている。

(大丈夫。アイツは絶対に大丈夫だ)

必死で、自分にそう言い聞かせていた。ネガティブな要素を全て無視して、ただヤツがちょっとケガとかして帰ってくるのを願った。

それから数時間後、最初に行方不明者リストに名前の載った生徒達の死亡が次々と確認されていった。ヤツは、最後まで安否確認の出来なかった4人の中の一人だった。
数日後、ヤツの両親が安否確認の為に上海へと渡った。

 

中学時代の仲間だった僕等は全員、奇跡を願った。

 

 

しかし、奇跡は起きなかった。

 

あれから19年。
今年もまた、あの日がやってくる。
僕は36歳になったけれど、あいつはいつまで経っても16歳のままだ。

 

今日は少しクラいけど、応援クリックお願いします。
Banner2_1
ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックして下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007.03.17

ANA機高知空港胴体着陸事故で、ANAに文句を言ってみた。

3月13日、大阪伊丹空港発、高知龍馬空港(しっかし恥ずかしい名前だ・・・)行き、ANK1603便が、前輪の格納扉が開かず胴体着陸すると言う事故があった。

事故を起こしたボンバルディア・エアロスペース社製、DHC8-Q400型機は、平成15年の導入以来、インシデントとして国土交通省航空局(通称JCAB)に報告するようなトラブルが相次いでいる。作動油が漏れてその煙が客室内に充満したり、タキシング中にタキシーウェイから脱輪したり、他にもマイナートラブルは頻発していて、定期路線に使用される機材としては致命的とも言える、欠航率が平成17年度には0.163%。ちなみに、ハイテクの塊で恐らく世界一安全な旅客機であるボーイング777型機の欠航率は、0.029%だ。(全日空機の場合)

僕は関西方面に飛行機で行く時は、伊丹行きを使うしか無い時以外は関空便(エアバスA320を使用する)を使っていたが、この4月から、関空便も使用機材がこのDHC8-Q400になる事が既に決定している。
つまり、高知県民が関西方面に行くのに空路使用の場合、機種で便を選ぶ事は出来ないのだ。

確かに、低燃費な上に巡航速度も速いダッシュ8は、プロペラ機なので巡航高度を低く出来る分実飛行距離が短くて済むので、高知ー大阪みたいな短距離路線では飛行時間もジェット機と殆ど変わらなくなるし、
(航空法でジェット機は高度1万メートル以下では巡航が出来ない)
騒音問題もあって伊丹空港のジェット発着枠は一杯だ。さらにジェット機は着陸料も空港使用料も燃料代も高い。高知-大阪の様な短距離路線では、コスト面でダッシュ8は圧倒的に魅力的なのだ。

しかしながら、それはあくまで経営側の都合であって、利用者からしてみたらそんなの全く関係無い。
関西圏に友人が多く、またシスコにしょっちゅう行ってる僕は関西空港経由が多いので、伊丹・関空行きで欠航や遅延があるととても困る。

で、『行動するブロガー』、『発言するブロガー』であるオイラは、早速ANAに苦情を言ってきた。
苦情受け付けはココ↓

https://cam.ana.co.jp/askana/ServiceGeneralInfo.do
(一般の人用)
https://cam.ana.co.jp/askana/ServiceMemberInfo.do
(ANAマイレージ会員用)

ただ文句を言うだけじゃ芸が無いし、もう既に沢山の人がやってると思うので、ANAのイイ所はきちんと褒めて、さらに高知ー大阪線の利便性向上に関しての提言もしておいた。もちろん自分がANAの株主である事もアピールしておく事は忘れない。(^^)

そしたら、意見を送信した翌朝には、早速ANAから回答が送られて来た。
回答文はこんな感じ。(全文)

【mizzie 様

平素よりANAマイレージクラブ会員として、
弊社便をご利用頂きまして厚く御礼申し上げます。

この度は、3月13日弊社1603便が着陸装置の故障の為、
機体前輪が不作動のまま高知空港に着陸する事態となり、
ご搭乗されたお客様はじめ、多くの方々にご迷惑をお掛け致しましたこと
心よりお詫び申し上げます。

当該機材(DHC8-400型機)の信頼性向上に向けて、
これまでグループ全体で人的資源やノウハウを共有するほか、
航空機メーカーであるボンバルディア・エアロスペース社の技術部門と
連携し技術情報を交換するなど整備体制を強化して参りました。
また、日頃より、定期点検や飛行間点検をはじめとする整備作業を実施し、安全運航の堅持に努めておりますが、今般のような事態を
招く結果となりましたことは、弊社と致しましても誠に遺憾であり、
ご心配をお掛け致しましたこと重ねてお詫び申し上げます。

弊社と致しましては、即日同型機種・系列機種を同日中に全運航を中止し、当局から指示された通達に基づき、機体の脚の点検を行いました。
現段階ではメーカー・航空局含めて今般の不具合が機種全体にかかわる構造的な不具合とは認識しておらず、国土交通省より発行された耐空性改善通報で指示された点検を行い、機体の健全性を確認した上で運航をしております。

事故の原因につきましては現在調査中でございますが、このような事態が二度と発生しないよう再発防止に努め、安全運航の堅持ならびに航空サービスの信頼回復に努めて参る所存でございます。

今般頂戴致しました最終便をジェット機にとのご意見につきましては、
担当部署に伝えて参ります。
また、このような状況の中、高知空港係員はじめ客室乗務員に対しまして、お褒めのお言葉を頂戴し、心から感謝申し上げます。
早速各担当部署責任者を通じ伝えさせて頂きます。
お忙しい中、ご意見をお寄せ頂きましたこと
御礼申し上げます。

ANA WING MAIL
カスタマーデスク
担当 〇×
TEL 0120-029-787
09:00~17:00(土・日・祝休)』

・・・だそうです。

高知-伊丹線、確かにプロペラ機になって便数は増えたんだけど、座席数が少ないので最終便はすぐに満席になる。
166人乗りのエアバスA320だった頃でも最終便は常時満席だったんだから、74席しかないダッシュ8なんかあっという間に満席だ。個人的には高知-伊丹線、最終便だけでもB767-300(279席)かB777-200(382席)にしてもらいたいくらいだ。

また、高知空港のANA地上職員は接客が良く出来てる。
僕自身、接客で生計を立てていた事もあるから、接客態度とかには厳しく見てしまう所があるのだが、高知空港のANA地上職員に不快な思いをさせられた事は無い。これが羽田や成田や伊丹なんかだとタマに、「お前は顔はカワイイけどそれ以外はゼンゼンダメじゃ!”顧客満足”って題でリーガルパッド3枚以上の分量でエッセイ書いて来い!」って言いたくなっちゃうような職員(ANA以外でも)を見る事は結構ある。

高知大阪特急フェリーが廃止になって、高知から関西方面に行くには空路かバスかJRしか無くなっているのだが、僕は98年の鈴鹿でのクラッシュで三半規管をやられているので、すぐに乗り物酔いするオイラは、四国山脈をクネクネと走るJRには乗れない。(何故か飛行機酔いはしない)
高速バスも、あの居心地の悪いコーチシートに6時間も座りたくない。
空路ならプロペラでも片道40分なのだ。ちょっとコストは掛かるが、僕は高知から関西方面に行くなら空路を選択する。バカ高い橋代の事を考えたら、一人で行くのなら車を自分で運転していくよりも、空路利用で現地でレンタカー借りた方がいい。

ANAは今後も高知ー大阪路線は使用機材DHC8-Q400で行くつもりみたいだが、そして整備士達にこの機でのノウハウが蓄積されればトラブルも若干は減少するだろうが、ANAにはもうちょっと何とかしてもらいたいものだ。

誰だって、自分が所属してる組織には誇りを持ちたい。
ANAはフライトクルーやCA、地上職員は頑張ってるんだから、経営側もそれにキチンと応えてあげるべきだと個人的には思う。
それに経営が頑張ってくれたら株価も上がるし♪


まぁ、一利用者に過ぎないオイラが所詮何を言った所で、時価総額9223億円の巨大企業が何かを変えるとは思わないんだけどね・・・。


 

1日1回応援クリックして下さい。
Banner2_1
ブログランキングもだけど、ワンクリック募金もクリックしてね☆

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2006.03.12

生き方の美学・土佐庶民編

 高知の西部に、四万十川の源流も流れている『窪川町』という町がある。田畑と山林と河川が面積の殆どを占めているような過疎地で、夏の夜に窓を開けていると、カブトムシやクワガタが飛び込んで来る様な、東名阪地区に暮らす人には理解も想像も出来ない様な田舎町だ。

 今日付けの「こども高知新聞」に、その町にある東又小学校という学校で起きた、とてもほのぼのとしたニュースが報じられていた。事の顛末はこうだ。

 ある朝、その小学校の体育館前に一匹のネコがうずくまっていたらしい。
 「なぜこんな所にネコが?」
 と思い、子供達が近付くと、そのネコは小動物用の罠に掛かってしまい、怪我をしてうずくまっていたのだそうだ。
 「子供」というのは、特に女の子達は基本的に優しいので、そのネコを助けようとするが、野良猫であるそのネコは当然逃げてしまい、そのまま数日が経過、体力的に衰弱した所でついに捕まり、そのまま先生が町の獣医に診せたのだそうだ。
 既に罠に掛かった足の指は壊死しており、その部分は切除されたようだが、それ以外の部分は無事だったらしい。で、子供達によって保護された猫だと言う事もあっただろうが、この獣医、その所作によって子供達に、「慈愛」、「高潔」と「清廉」、「無私」を示した。

 学校に迷い込んだ野良猫を保護し、獣医に診せた教師が処置終了後に治療費を払おうとするとこの獣医、その教師に、

 「このネコは野良猫やき、あなたからお金はもらえません。」

 と言って、治療費受け取りを拒否し、1円も受け取らなかったのだそうだ。

 日本のペット産業、ペット1匹に一ヶ月辺りで使われるお金の平均額は、ドル換算で貧困国に住む子供達の一ヶ月辺り生活費の数倍で、獣医も都市部では「儲かる仕事」なのだろうが、町民人口にはカツオも含まれているのではないか?と言うくらいの田舎町窪川では、獣医が決して儲かる仕事では無い事くらいは、容易に想像がつく。
 しかしながらこの獣医師は、自らの技術に対する報酬として正等に受け取る権利のある、治療費受け取りを拒否しただけでなく、身銭を切って(処置に使われる薬品や器具、用具は医師持ちだ)野良猫を助け、子供達に矜持と気位の高さを示し、『生き方の美学』を学ばせた。

 治療費を払おうとした教師は、子供達が野良猫を保護した事によって、「命の尊さ」を子供達に学ばせる機会を得たと思ったのだろうが、そこへさらに、この獣医が「生き方の美学」を身を持って示した。
 傷付いた野良猫を助けようとした子供達は、「強者は弱者を救う事が出来る」という現実と、「命は尊いものである」というシンプルな原則、そして高潔と清廉を貫いて生きる事はかっこいい。という理想を、体験し学ぶ機会を得た。

 勝利至上・格差容認の、「上にいる奴は引き摺り下ろせ・下から来る奴は蹴り落とせ」な競争社会に暮らす都市部の子供達が、信じ難い様な残酷な、醜悪な犯罪の被害者になったり加害者になったりしているその時、高知の子供達は、鮎を友に河で遊び、鳥と共に春を歌い、さらに身近の大人達が示す日々の所作によって、「生き方の美学」を学んでいる。

 マズローの欲求階層論、その上から2段目にある、「自意識欲求」に属する所有欲・支配欲・名誉欲を満たすことを飛び越し、「自己実現」から「自己超越」に向かっているとしか思えない人達が普通に暮らしている土地、高知。
 そりゃあ、県民平均所得で毎年沖縄と最下位争うわなぁ・・・。

 後日談としてこの野良猫、治療後数日間は児童の家で暮らしていたが、体力が回復すると勝手に家を出て野良猫に戻ったらしい。
 飼い猫として平和に安逸に暮らす事よりも、野良猫として生きる事のリスクを引き受けてでも、自由に生きる道を選んだこのネコもまた、土佐っ子精神を宿したネコだった。と言う事なのだろう。


参考記事; 高知新聞・3月12日付朝刊「こども高知新聞」〜わなにかかった野らねこを救出〜 西森綾乃記者 より

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.12.26

人口自然減について

 超・少子高齢化が進む日本社会は、遂に死亡者数が出生者数を上回る、「人口自然減」状態に突入したらしい。人口の減少は国民総所得の減少を始めとした様々な問題に繋がるので、政府も、出生率増加へ向けた取り組みが必要だとか言っているらしい。確かに、人口減少は納税者数減少を意味するので、社会保障や公的サービスの維持にとっては、それは危険な兆候に映るのだろう。しかし、人口減少はそんなに悪い事なのだろうか?人口の爆発的増加に苦慮し、「一人っ子政策」を実行した中国からすれば、放っておいても勝手に人口が減り続ける日本の現状は、羨ましい限りだろう。政府の試算では約50年後には、日本の人口は現在の半分近くになるそうだが、現在の12千万以上と言う数字は、国土面積と一次産品生産高から考えたら多過ぎると考える私としては、人口自然減もそれほど悪くは無いと考えている。
 政府も、人口が減って納税者が減るのは困ると言いながら、では子供を育てる家庭に対してのサービス向上や、子供を産み育てる事へのインセンティブを形成しているのか?と言えば、全くと言っていい程に、何もしていない。
 夫婦共働きでなければ生活を維持できないような、子育てに資本をまわす事が困難になるような、低所得者層が大量に現出する社会を作り出しておきながら、その層を無視した政策しかやってこなかった現政権に、少子化対策を語る資格など無い。年収
400万以下で、二人以上子供がいる家庭は子供が成人するまで税率が半分。とかにすれば、出生率も向上しよう。多数派の国民にとって、子供を産み育てる事には多大な犠牲を強いる社会を作り上げておきながら、出生率低下で納税者と納税額が減るから、公的サービスと社会保障が維持出来ないなんて、言い逃れもいい所だ。

 人口が減るから納税額が減って困ると言うのなら、国民平均所得を底上げして、一人当たりの納税額を上げればいいのだ。昔、田中角栄がやった『国民所得倍増計画』の平成版をやればいい。資源も土地も無い国でそれをやるには、教育を充実させて、これから育つ子供達が皆、エリートになって外貨をバシバシ稼いで来るようになればいいのだ。国土交通省の予算と文部科学省の予算を入れ替えてしまえば、決して不可能では無いのでは?
 そうして、物造りの得意な子供は、世界からも注目されている日本の伝統産業の後継者育成に回して、世界からも注目されている日本の工芸品を輸出品目にすればいい。他にも、製造業の技術者や、金融の達人も専用のプログラムを作って養成すればいいし、科学の分野にもどんどん人材を供給して、『技術立国』を再興させればいい。他にも、芸術の得意な子供はその才能をどんどん伸ばして、海外からも注目されるようなアーティストに育てればいいし、そんな感じで、伝統工芸、工業製品、情報・金融産業、科学技術、芸術・スポーツ、各分野に人材をどんどん送り込めばいいのだ。土地も資源も無い日本が持つ最大の財産、それは人材だ。そうやって、あちこちに転がっている原石を磨き上げる教育プログラムを作ればいい。所得が二極化しても、その低層側の平均所得が
80000ドル、或いは75000ユーロもあれば、人口が半分になっても現行の社会保障も公的サービスも維持可能だろう。そしてもちろん、そこからこぼれ落ちた人達の為の、セーフティネットは完璧に用意されていなければならない。そうしないと、親になるかもしれない人達が、博打人生になるかもしれない世界に子供を誕生させようとは思わないだろう。

 地球規模で考えた場合、現状の60億と言う総人口は既に飽和しているのだ。貧困国では、数分に一人の割合で貧困が理由で子供が命を落としている程なのだから。日本人一人が一年簡に消費するエネルギーや食料を金額計算すると、バングラデシュ国民の数百人分に匹敵するらしいから、日本人が一万人減ると、貧困国の数百万人に匹敵するエネルギーが削減されるのと同じ効果がある計算になるらしい。将来的には技術の進歩で消費エネルギーは効率化が進み、食糧生産性も向上するだろうが、人口が減れば、それらの努力をさらに援助する事になるだろう。現状の人口数が既に飽和しているのだから、人口数が減少に向かう事は、歓迎されてもいいのではないのだろうか?例え人口が半分になったとしても、一人当たりの所得が二倍になれば国家財政は安定化するし、国民の幸福度は上がり、さらに地球環境にも優しい。国民の所得階層固定化を進める小泉政権の唱える「三方一両損」どころか、無関係に見える対象まで得をするのだ。何故、それをしようとしない・言わない、日本政府?




面白かったらクリックしてね。
Banner2_8

| | コメント (0) | トラックバック (1)